研究課題/領域番号 |
20520655
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
西洋史
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
朝治 啓三 関西大学, 文学部, 教授 (70151024)
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研究分担者 |
渡辺 節夫 青山学院大学, 文学部, 教授 (70036060)
加藤 玄 日本女子大学, 文学部, 准教授 (00431883)
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連携研究者 |
青谷 秀紀 清泉女子大学, 文学部, 講師 (80403210)
西岡 健司 大手前大学, 総合文化学部, 講師 (70580439)
中村 敦子 豊田高等専門学校, 准教授 (00413782)
轟木 広太郎 ノートルダム清心女子大学, 文学部, 准教授 (60399061)
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研究協力者 |
大谷 祥一 関西大学, 大学院生
上田 耕造 関西大学, 大学院生
横井川 雄介 関西大学, 大学院生
花房 秀一 青山学院, 大学院生
亀原 勝宏 青山学院, 大学院生
小野 賢一 青山学院, 大学院生
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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キーワード | アンジュー帝国 / プランタジネット / カペー / 諸侯国家 / 王国共同体 |
研究概要 |
従来の一国完結史観で捉えたイングランドやフランスの王国史を乗り越え、13世紀西欧世界の権力構造の中での、アンジュー帝国の果たした役割を検証した。イングランド在住諸侯は共同体を結成し、イングランド国王としてのプランタジネット家と共同で王国統治を担う体制を構築した。フランスでは現地領主や都市が相互に抗争して共同体を結成し得ず、カペー家の王は侯、伯と個別に封建契約を結んで自衛した。王家は北仏のごく一部しか直接統治しなかった。プランタジネット、カペー両家はフランス、ブリテン島の諸侯の帰属を取り付けるために競合した。中世の「帝国」を、諸侯や都市の核権力への帰属心をキーワードに説明し得ることを実証した。
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