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2010 年度 自己評価報告書

古代の鉛調整加工技術に関する考古学的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 20520675
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 考古学
研究機関独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所

研究代表者

小池 伸彦  独立行政法人国立文化財機構, 奈良文化財研究所・都城発掘調査部, 考古第一研究室長 (90205302)

研究期間 (年度) 2008 – 2012
キーワード考古学 / 歴史考古学 / 冶金考古学 / 古代 / 鉛 / 官営工房
研究概要

(1)本研究では、従来、製品の分析のみでは明らかでなかった、古代の中央官営工房における鉛調整・加工技術について究明することを目的とする。すなわち(1)奈良時代の平城宮内の工房における鉛の精錬技術、精製技術、熔解技術の有無およびその内容と時期的変遷過程、(2)平城宮内の工房における鉛と銅製品あるいはガラス製品などとの関連性、(3)7世紀後半の飛鳥池遺跡に見られる鉛関連技術との比較検討を通じた平城宮内工房に見る鉛関連技術の特質と成立過程の解明、さらに可能な限り、(4)平城宮内工房における鉛関連技術と平安時代の鉛関連技術との比較検討を行い古代中央官営工房における鉛関連技術の地方への拡散の実態を明らかにすること、である。
(2)本研究を進める上で必要な分析・検討作業は、まず、(1)平城宮内の工房に関わる冶金関連遺物から鉛関連遺物を抽出し、考古学的に分類すること、(2)それら遺物を理化学的に分析し、そのデータと考古学的な分類とを併せて総合的に検討して標本化すること、(3)平城宮内の工房出土遺構とそれら遺物との関連性を検討すること、(4)同じく平城宮内の工房跡出土銅製品あるいはガラス製品などの鉛に関連する遺物を抽出すること、(5)それらを理化学的に分析し、鉛との関連性を調査すること、(6)以上のことから得られるデータを総合的に検討して、平城宮の工房における鉛関連技術の内容を明らかにしていくことである。その上で、(7)史料に記載のある鉛釉(鉛ガラス)の製法や、飛鳥池遺跡で明らかとなった鉛ガラスの製法および「石吹法」などとの比較検討を進める。最後に、(8)平城宮工房の技術と平安時代の鉛関連技術との比較検討を可能な限り行う。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2011 2010 2009 その他

すべて 雑誌論文 (3件) 備考 (2件)

  • [雑誌論文] 平城宮第33・70次調査(推定宮内省)出土冶金関連遺構・遺物の再検討2011

    • 著者名/発表者名
      小池伸彦
    • 雑誌名

      奈良文化財研究所紀要2011 掲載決定印刷中

  • [雑誌論文] 平城宮東方基幹排水路SD2700出土冶金関連遺物の再検討2010

    • 著者名/発表者名
      小池伸彦
    • 雑誌名

      奈良文化財研究所紀要2010

      ページ: 62-63

  • [雑誌論文] 平城宮東南隅第32次・32次補足調査出土冶金関連遺物の再検討2009

    • 著者名/発表者名
      小池伸彦
    • 雑誌名

      奈良文化財研究所紀要2009

      ページ: 36-37

  • [備考] 報道関連情報

  • [備考] 産経新聞(朝刊)、平成21年9月2日(水)掲載、「複数業種の官営冶金工房か」

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公開日: 2012-02-13   更新日: 2016-04-21  

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