研究課題/領域番号 |
20530001
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎法学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
嶋津 格 千葉大学, 大学院・専門法務研究科, 教授 (60170932)
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研究分担者 |
野崎 亜紀子 広島市立大学, 国際学部, 准教授 (50382370)
田島 正樹 千葉大学, 大学院・人文社会科学研究科, 教授 (20147490)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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キーワード | 未知の帰結への不安 / 自己決定の限界 / 倫理感覚 |
研究概要 |
生命倫理の分野では、理由が明示化されないまま感覚的な判断で一定の行為が、本人を含む関係者の同意があるにもかかわらず禁止されることがある。一見非合理に見えるが、この種の感覚中には、進化論的な過程を経て人間が獲得してきた重要な情報が含まれている可能性があり、単純にこれを否定することは賢明でない。未知の帰結への恐れを理由として社会的な判断で個人の自由が制限されることも、認めねばならない場合がある。
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