| 研究概要 |
(1)理論的・文献的研究
a.昨年度からの欧米型の生命倫理学及びその規範の特質についての研究をおこなうと共に,それと対比できる東アジア型の生命倫理規範の理念型の構築を模索した。
b.昨年度からの継続として,「生命倫理規範におけるGlobalizationとLocalismについての理論的研究をおこなった。
(2)欧米型及び東アジア型の生命倫理規範の特質についての研究
昨年度から引き続き,東アジア型の生命倫理規範の特質についての研究成果を確認するため,韓国に出かけて,韓国の研究者との交流をおこない,その交流を通して,欧米型の生命倫理規範の特質も確認した。
(3)国際学会等での研究報告
鳥インフルエンザ等の流行のために,国際学会での積極的な報告活動をおこなうことができなかった。その代わりに,来日した韓国の研究者との交流を深めた。
(4)研究成果のまとめ
最終年度にあたり,「延命治療の中止問題」を素材としてこれまでの研究成果をまとめた。
|
