研究課題
基盤研究(C)
フランス革命下の法理論では、個々の人間の生存保障は、国家が責任を持つべき法的問題であった。この「生きる権利」の保障は、単に貧民を生かすだけでなく、貧民を、自律した市民・企業家に変容させるためのものであった。本研究では、貧民の援助は、社会全体を道徳化し、自由市場を基礎とする自由主義的国家を存立させるための統治技術であったことを明らかにした。
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岡山大学法学会雑誌
ページ: 433-475
ページ: 521-570