研究課題
基盤研究(C)
本研究は、日本における行政救済制度(行政事件訴訟および国家賠償訴訟・損失補償訴訟)の形成過程の通史を比較法制史の視角からまとめること、を目的とした。具体的には、(1)公法学における歴史研究の基本的な視点と方法論を明らかにした、(2)国の損害賠償責任の範囲と「行政処分」概念との関係史という視点から、憲法・行政法・民法理論と判例の歴史的分析を行った、(3)経済行政法理論の形成史および裁判制度史の視点から行政争訟法制度の歴史的位置づけと変遷過程の分析を行った。これらの研究の成果として、いくつかの学会報告を行うとともに、10本の論文等を公刊した。
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すべて 雑誌論文 (10件) 学会発表 (4件) 図書 (1件)
法の科学 41号
ページ: 78-83
早稲田法学 85巻3号
ページ: 155-174
社会保障法 25号
ページ: 157-169
早稲田法学 84巻1号 2号 4号
ページ: 147-163, 239-253, 67-83
日本社会と法律学(戒能通厚・原田純孝・広渡清吾編)(渡辺洋三先生追悼論集/日本評論社)
ページ: 223-238
法学教室 349号
ページ: 10-11
行政不服審査制度の改革(福家俊朗・本多滝夫編)(日本評論社)
ページ: 64-75
法律時報 80巻10号
ページ: 20-21
ページ: 4-19
行財政研究 70号
ページ: 11-19