研究課題
基盤研究(C)
本研究は、世界貿易機関(WTO)に加盟した東アジア諸国、特に中国、カンボジア及びベトナムにおけるWTO上の義務・約束の履行状況(市場開放)と市場経済化・競争促進に向けた国内法整備状況(市場経済化)の双方を同時並行的に検討し、両者の相克・連動といった相互作用を明らかにすることで、グローバル経済時代における「市場」をめぐる国内法及び国際法的諸問題の相互関係を解明することを目的とする。具体的には、第1に、中国、カンボジア及びベトナムにおける市場開放を中心としたWTO義務履行のための法整備状況、第2に、三か国のWTO紛争解決手続参加状況の把握、第3に、第1・第2を土台とした各国の国際法遵守姿勢と国内実施方法の把握、第4に、各国における競争法の制定・運用状況と背景の把握、第5に、市場開放と競争法関連状況の相互作用の有無とその内容の解明、を行う。
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RIETI PolicyDiscussion Paper Series 11-P-013
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http://www2.gsid.nagoya-u.ac.jp/blog/fkawa/