研究課題/領域番号 |
20530042
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研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
林 貴美 同志社大学, 法学部, 准教授 (10319460)
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研究分担者 |
中西 康 京都大学, 大学院・法学研究科, 教授 (50263059)
横溝 大 名古屋大学, 大学院・法学研究科, 准教授 (00293332)
北澤 安紀 慶応義塾大学, 法学部, 教授 (70286615)
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キーワード | 国際私法 / 国際民事手続法 / 家族法 |
研究概要 |
本研究は、同性婚、代理母による親子関係など近時諸外国で導入されつつある新たな身分法制度について、(国際民事手続法を含む)国際私法としてどのように対応するかを検討することを目的としている。21年度は、昨年度に引き続き以下のような研究を行った。 14月(東京)と8月(京都)に研究会を開き、4人各自が行った研究内容を共有できるよう、意見交換等を行った。 2各自東京で年4回開催されている渉外判例研究会・国際私法フォーラム、関西で年7回開催されている関西国際私法研究会に適宜出席し、報告も行った。報告の詳細は下記のとおりである。 ・横溝大(報告)、国際私法フォーラム(於:学習院大学、2009年6月20日)「抵触法の対象となる『法』に関する若干の考察」 ・北澤安紀(報告)渉外判例研究会(於:学習院大学、2010年1月23日)「青森家十和田支審平成20・3・28(養子縁組隠れた反致)」 ・中西康(報告)関西国際私法研究会(於:京都大学、2010年1月30日)「仲裁合意を貫徹するための訴訟差止命令の可否-West Tankers事件」(安達栄司氏(成城大学)との共同報告) 3調査・検討した内容をもとに、下記業績欄記載の4件の論文を公表している。 4本研究で得られた成果をもとに有斐閣から出版予定である研究代表者・分担者を執筆者とする(全4名)国際私法の教科書もほぼ半分ほど執筆をおえた。
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