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2010 年度 研究成果報告書

心神喪失者等医療観察法における鑑定の適正化および医療の必要性概念に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 20530058
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 刑事法学
研究機関東海大学

研究代表者

柑本 美和  東海大学, 実務法学研究科, 准教授 (30365689)

研究期間 (年度) 2008 – 2010
キーワード医療観察法 / 鑑定 / 医療の必要性 / リスクアセスメント / 治療可能性
研究概要

医療観察法の対象者となる前提要件である責任能力評価については、精神鑑定の結果に重きが置かれる以上、何よりもまず、鑑定医や精神保健審判員となる精神科医の診断能力、刑事鑑定能力向上に向けた取り組みが必要であるが、精神鑑定センターのような専門の機関を設置し、司法鑑定の実務をそこに集中させることも検討すべきである。
医療観察法による医療の必要性判断に際しては、特に、「治療可能性」「再び同様の行為を行う可能性」の評価が問題となりうるが、これらの評価にあたっては、法の目的である「対象者の社会復帰」を常に念頭に置くべきである。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2009

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 医療観察法における再審の可能性2009

    • 著者名/発表者名
      柑本美和
    • 雑誌名

      臨床精神医学 Vol.38-5

      ページ: 609-612

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公開日: 2012-01-26   更新日: 2016-04-21  

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