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2009 年度 実績報告書

ヨーロッパ消費者法・消費者契約法の展開と日本法

研究課題

研究課題/領域番号 20530080
研究機関龍谷大学

研究代表者

中田 邦博  龍谷大学, 大学院・法務研究科(法科大学院), 教授 (00222414)

研究分担者 萩屋 昌志  龍谷大学, 大学院・法務研究科(法科大学院), 教授 (90228388)
若林 三奈  龍谷大学, 法学部, 准教授 (00309048)
キーワードヨーロッパ法 / 消費者法 / 不正競争防止法 / 契約法 / 民法改正 / 広告規制法 / EU法 / 消費者契約法
研究概要

本研究の目的は、ヨーロッパにおける消費者法・消費者契約法の展開をフォローし、それとの対比の中で、現在の日本にとって「あるべき消費者法・消費者契約法の姿」を描き出そうとするものである。それによって、わが国の債権法改正作業、とりわけ契約法の現代化ないし改正の議論にとって重要な示唆を得ることを意図している。
本年度も、研究計画に従い、前年度に引き続き、全体的な流れを分析する作業を継続した。同時に、わが国が抱える消費者法、消費者契約法、広告規制法に関する具体的な問題を析出し、さまざまな角度から、内外を問わない他大学の研究者と交流の中において分析し、研究の内容を深化させることができた。その成果は、国内のみならず、海外においても講演の形で発表した。とくに、ヨーロッパ各国、とりわけ、イギリス、ドイツ、フランスについて各国の広告規制について情報を収集した。とくに、2009年8月および2010年3月には、中田および若林がハンブルク・マックスプランク研究所においてEUの消費者権利指令の内容と動向を調査するため、資料収集とインタビューを行った。全体の研究を深めるために、国内外の研究者を招聘し、消費者法に関する定期的な研究会を開催した。また、その成果の一部として、中田は消費者法学会において、「契約の履行過程と消費者法」と題する報告を行った。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2010 2009

すべて 雑誌論文 (3件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] ドイツにおける広告規制―2008年UWG改正の意義2010

    • 著者名/発表者名
      中田邦博
    • 雑誌名

      現代消費者法 No.6

      ページ: 41-50

  • [雑誌論文] 契約の内容・履行過程と消費者法2009

    • 著者名/発表者名
      中田邦博
    • 雑誌名

      現代消費者法 No.4

      ページ: 24-37

  • [雑誌論文] Neuere Entwicklungen im japanischen Verbraucherrecht2009

    • 著者名/発表者名
      中田邦博
    • 雑誌名

      ZJapanR 27

      ページ: 155

  • [学会発表] Contents and Performance of Contract and Consumer Law in Japan- The Role of Consumer Contract Law2009

    • 著者名/発表者名
      中田邦博
    • 学会等名
      中国清華大学シンポジュウム "Unification of Private Law in Europe and Its Influence in East Asia
    • 発表場所
      中国清華大学
    • 年月日
      2009-10-11
  • [図書] 学習コンメンタール民法II 親族・相続2009

    • 著者名/発表者名
      中田邦博(松岡久和と共編)
    • 総ページ数
      417
    • 出版者
      日本評論社

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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