• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2008 年度 実績報告書

検死制度の意義とあるべき制度の構想

研究課題

研究課題/領域番号 20530092
研究機関龍谷大学

研究代表者

福島 至  龍谷大学, 大学院・法務研究科(法科大学院), 教授 (30208938)

キーワード基礎法学 / 刑事法学 / 社会医学
研究概要

2008年5月開催の日本刑法学会第86回大会において、「検死と法医鑑定」に関するワークショップを主催し、研究協力者2名(千葉大学法医学教室岩瀬博太郎教授ほか)の出席を得て、本研究の構想を披露するとともに、参加者から研究上有益な意見を得た。この概要は、刑法雑誌に成果として報告した。刑法学会以外においても、日本犯罪社会学会やセーフティ・プロモーション学会など関連する種々の学会活動に参画し、検死制度改革について意見交換などを行い、研究遂行に関する貴重な示唆を得ることができた。
2008年8月にはオーストラリア・ビクトリア州を、また2009年3月にはアメリカ合衆国カリフォルニア州を、それぞれ訪問し、現地における死因究明制度ならびに運用につき、調査を行った。オーストラリア訪問は、千葉大学を中心とした法医学研究者(研究協力者を含む)とともに行い、かなり詳細な調査を行うことができた。カリフォルニア訪問では、ロスアンゼルスのトーマス野口教授の助力を得ることができ、今後も調査協力いただくことになった。このほか、2008年9月には別件で訪問中のイギリスにおいて、コロナーでもあるポール・マシュース教授と面談し、同国のコロナー制度改革について最新の情報を得ることができた。
国内では、民主党の検死法案について調査を行い、民主党ネクスト法務大臣政策秘書と意見交換をすることができた。そのほか与党内において進められている同様の施策に関する法案検討状況についても、調査活動を行った。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2009 2008

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 検死と法医鑑定2009

    • 著者名/発表者名
      福島至
    • 雑誌名

      刑法雑誌 48

      ページ: 309-312

  • [学会発表] 検死と法医鑑定2008

    • 著者名/発表者名
      福島至
    • 学会等名
      日本刑法学会第86回大会
    • 発表場所
      神戸国際会議場
    • 年月日
      2008-05-18

URL: 

公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi