研究課題
基盤研究(C)
本研究では、わが国の複線型自治制度における府県と府県出先機関の機能について分析した。アンケート調査分析から47都道府県の府県出先機関のあり方をみると、小規模町村数の多い地方の府県などでは総合出先機関型が比較的多かった。府県出先機関の地方自治における機能に注目すると、複線型自治制度の中で府県出先機関が政治・行政のアクターとして機能・役割を果たしている現実の一断面が明らかになった。また、府県の庁内分権の1つである「地域的分権」における府県の本庁・出先機関関係の類型化モデルを提示した。
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立命館法学 5.6号
ページ: 1440-1465
社会科学論集 第98号
ページ: 1-21
ページ: 79-94
社会科学論集 第95号
ページ: 1-29