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2008 年度 実績報告書

国際秩序と国内秩序の共振に関する包括的研究

研究課題

研究課題/領域番号 20530128
研究機関東京大学

研究代表者

石田 淳  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (90285081)

研究分担者 吉川 元  上智大学, 外国語学部, 教授 (50153143)
土佐 弘之  神戸大学, 大学院・国際協力研究科, 教授 (70180148)
キーワード政治学 / 国際関係論 / 国際秩序 / 内戦 / 干渉
研究概要

本研究の目的は、国際秩序の変動を国内秩序の変動と関連付けて分析することによって、それぞれの変動を内生的かつ動学的に説明する枠組みを提供することにある。本研究は、多様な問題領域において、《国際秩序と国内秩序の共振》の多面的な現実を共通の理論枠組みの下に包括的に考察するという共同研究の試みである。今年度は、東京大学において「共振する国内・国際秩序研究会」(5/30/08)を開催し、連携研究者の武内進-が「アフリカの紛争と国際社会」と題する報告(武内進一編『戦争と平和の間-紛争勃発後のアフリカと国際社会』(アジア経済研究所、2008年)所収)を行い、アフリカにおける内戦への国際社会の関与の背景とその課題について分析した。また、研究代表者の石田淳が日本国際政治学会2008年度研究大会(10/25/08)の部会「国際秩序論の三叉路」において「人権と人道の時代における強制外交-権力政治の逆説-」と題する報告を行い、《主権に伴う責任を果たさない国家》に対する国際社会の対応について論じた。なおこの部会では、連携研究者の納家政嗣が討論者をつとめた。加えて、科研プロジェクト「「破綻国家」の生成と再生をめぐる学術研究」との共催という形で、「国際問題としての破綻国家」と題するシンポジウム(11/8/08)を東京大学において開催し、アメリカの武力行使と国家破綻との関連を、酒井啓子氏、田中浩一郎氏と石田淳が論じる機会を得た。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2008

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 人権と人道の時代における強制外交-権力政治の逆説-2008

    • 著者名/発表者名
      石田淳
    • 学会等名
      日本国際政治学会
    • 発表場所
      つくば国際会議場
    • 年月日
      2008-10-25

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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