研究課題
基盤研究(C)
1970年代の東アジアは、地域の安全保障を支えてきた米英が撤退するなど一大変動期であった。本研究は、この変動期における日本の認識と行動を、一次資料などを用いて実証的に解明することであった。分析を通じて、日本のアジア関与を「北東アジア」「東南アジア」「南アジア」の「三つのアジア」に分けることが有効であること、東南アジアに対する関心の重点が経済にあったのに対し、北東アジアに対しては安全保障上の関心が色濃いことなど、日本のアジア関与をより立体的に把握することが可能となった。
すべて 2011 2010 その他
すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (1件) 図書 (1件) 備考 (1件)
Asia-Pacific Review vol.18(forthcoming)
ヨーロッパとアジアにおける地域共同体の将来(中村雅治・イーヴ・シュメイユ編)(上智大学出版) (近刊予定)