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2008 年度 実績報告書

チャールズ・A・ビアードと日米関係に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 20530133
研究機関大阪大学

研究代表者

中嶋 啓雄  大阪大学, 大学院・国際公共政策研究科, 准教授 (30294169)

キーワードチャールズ・A・ビアード / 日米関係 / 文化交流 / 孤立主義 / モンロー・ドクトリン / モンロー主義 / 日米関係史 / アメリカ外交史
研究概要

本年度は当該研究課題に関わる文献・資料を収集して、分析枠組みの基礎固めを図った。また、その一部として、「チャールズ・A・ビアードと日米関係」をはじめとする論考を公表して、関連のテーマで学会発表を行った。
また、2度、全国的な学会に出席する機会を得て、当該研究課題の日本における位置づけを検討した。自らが出席できなかったセッションについては、関連分野(日米文化交流史、パブリック・ディプロマシー)で研究を遂行中の大学院生に協力してもらって、情報の収集に努めた。学会出席に伴い、戦後日米文化交流の生き証人ともいうべき人物と話をする機会も得た。
また、残りの春休み期間中に東京市政調査会市政図書館において、日本側の一次資料の収集を行うと同時にアメリカにも出張し、関連の学会(今回はアメリカ史家協会〔OAH〕)に出席して、アメリカにおける当該研究課題の位置づけを検討する。その際、来年度以降のアメリカでの学会発表の機会を窺うため、できるだけアメリカをはじめ他国の研究者と交流して、また、可能であれば、現地で若干の資料収集を行うつもりである。
全体として、本年度は日米文化交流・文化摩擦の歴史研究の分野で、二、三のきわめて重要な著作が刊行されるなかで、著作の公表や学会活動を通じて、当該研究課題の重要性を改めて確認することができた。また、いくつかの重要な文献・資料を入手して、来年度以降、研究を遂行していく上での基盤を形成することができたと自負している。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2008

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] チャールズ・ A・ビアードと日米関係---国際主義と孤立主義2008

    • 著者名/発表者名
      中嶋啓雄
    • 雑誌名

      E X ORIENTE(大阪大学言語社会学会誌) 15

      ページ: 119-135

  • [学会発表] ローズヴェルト系論とカリブ地域における軍事介入---今日のアメリカ外交へのインプリケーション2008

    • 著者名/発表者名
      中嶋啓雄
    • 学会等名
      日本国際政治学会
    • 発表場所
      つくば国際会議場
    • 年月日
      2008-10-25
  • [図書] アメリカの戦争と世界秩序2008

    • 著者名/発表者名
      中嶋啓雄
    • 総ページ数
      101-126
    • 出版者
      法政大学出版局

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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