チャールズ・A・ビアードと日米関係に関する研究

2011 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 20530133
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 国際関係論
• 研究機関: 大阪大学
• 研究代表者: 中嶋 啓雄 大阪大学, 大学院・国際公共政策研究科, 准教授 (30294169)
• 研究期間 (年度): 2008 – 2011
• キーワード: 外交史 / 国際関係史

研究概要

4年の研究期間でそれぞれ1週間程度、二度、アメリカ合衆国へ調査に出かけた。また二度、海外の学会に出席して、そのうち1回は研究成果の一部の発表も行った。国内でもほぼ毎年、東京で史料収集を行うと同時に関連の学会にも毎年、出席し、最新の研究動向の把握に努めた。期間中、代表的な研究成果として雑誌論文1本、共著1冊があり、また海外での学会発表を土台に英文論文を1本執筆し、現在、学会誌に投稿中である。

研究成果

• [雑誌論文] 歴史的視座から見たアメリカの安全保障文化-ユダヤ=キリスト教的伝統・共和主義・自由主義 (2012)
  • 著者名/発表者名: 中嶋啓雄
  • 雑誌名: 国際政治 巻: 167 ページ: 14-26
• [雑誌論文] アメリカ大統領制における対外政策の原型-ジョージ・ワシントンからジョン・クインジー・アダムズに至る歴代政権 (2009)
  • 著者名/発表者名: 中嶋啓雄
  • 雑誌名: アメリカ研究 巻: 43号 ページ: 23-42
• [雑誌論文] チャールズ・A・ビアードと日米関係-国際主義と孤立主義 (2008)
  • 著者名/発表者名: 中嶋啓雄
  • 雑誌名: EXORIENTE(大阪大学言語社会学会誌) 巻: 15巻 ページ: 119-135
• [学会発表] Beard as CulturalInternationalist : The Case ofJapanese-American Relations (2010)
  • 著者名/発表者名: 中嶋啓雄、Charles A.
  • 学会等名: Australiaand New Zealand American Studies Association
  • 発表場所: アデレード大学
  • 年月日: 2010-07-03
• [学会発表] ローズヴェルト系論とカリブ地域における軍事介入 (2008)
  • 著者名/発表者名: 中嶋啓雄
  • 学会等名: 日本国際政治学会・208年研究大会・アメリカ政治外交分科会
  • 発表場所: つくば国際会議場
  • 年月日: 2008-10-25
• [図書] 日米同盟論-歴史・機能・周辺諸国の視点 (2011)
  • 著者名/発表者名: 中嶋啓雄
  • 総ページ数: 19-43
  • 出版者: ミネルヴァ書房
• [図書] ハンドブックアメリカ外交史 (2011)
  • 著者名/発表者名: 中嶋啓雄
  • 総ページ数: 1-30、34-37、42-43、48-49、52-55、66-67、80-81、116-117、156-157、200-201
  • 出版者: ミネルヴァ書房
• [図書] アメリカの戦争と世界秩序 (2008)
  • 著者名/発表者名: 中嶋啓雄
  • 総ページ数: 101-126
  • 出版者: 法政大学出版局
• [備考]
  • URL: http://researchmap.jp/h.nakajima