• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2010 年度 実績報告書

非対称n人協調ゲームにおける確率進化と均衡選択

研究課題

研究課題/領域番号 20530161
研究機関日本大学

研究代表者

丸田 利昌  日本大学, 大学総合科学研究科, 教授 (60295730)

キーワードグーム理論 / ナッシュ均衡 / 均衡選択 / 協調ゲーム / 進化ゲーム理論
研究概要

協調ゲームを代表とする複数均衡を持つゲームにおいて,どの均衡が最も実現しやすいと考えられるのか?均衡選択問題とよばれるこの問題に対する有力な接近法として確率進化分析がある.2人・対称ゲームを主たる考察の対象としてきた従来の確率進化分析は,同一の利得構造を持つ同質的プレイヤーからなるゲームのみに考察を限定してきたが,この制約を乗り越えるべく,本研究は多人数・非対称ゲームを対象とした確率進化分析を展開することにより,異質かつ多様なプレイヤーからなるゲームにおける均衡選択問題の解明を試みる.平成22度の実績は次のとおりである.20年度の成果であるMaruta,Toshimasa and Akira Okada (2009)"Stochastically stable equihbria in coordination games with multiple populations,"(Graduate School of Economics Discussion Paper No.2009-1,January,Hitotsubashi University)について,21年度から引き続くさらなる彫琢を経て,結果の一般化と内容の深化が得られ,これを反映するべく全面的な改稿を行い,Maruta,Toshimasa and Akira Okada (2010)"Stochastically stable equilibria in n-person binary coordination games,"(Mimeo.)を得た.海外の研究セミナー等において,最新版の諸結果を報告した.国際雑誌への投稿も行い,現段階で"accepted after minor revisions"との審査結果を得ている.

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2010

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Stochastically stable equilibria in n-person binary coordination games2010

    • 著者名/発表者名
      Maruta, Toshimasa
    • 学会等名
      X-HEC seminar in Economic Theory
    • 発表場所
      Departement d'Economie Ecole Polytechnique, France
    • 年月日
      2010-12-02

URL: 

公開日: 2012-07-19  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi