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2010 年度 研究成果報告書

世俗化の論理・倫理とフランス経済学の形成

研究課題

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研究課題/領域番号 20530169
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 経済学説・経済思想
研究機関下関市立大学

研究代表者

米田 昇平  下関市立大学, 経済学部, 教授 (20182850)

研究期間 (年度) 2008 – 2010
キーワードボワギルベール / マンデヴィル / ニコル / アウグスティヌス主義 / ジャンセニスム / 経済学の起源
研究概要

フランス経済学の出発点を画したボワギルベールの自由主義経済学の思想的源泉を探求し、世俗化の一般的傾向のなかで育まれた17世紀後半のフランスの新思潮、とくにピエール・ニコルなどのジャンセニストの思想の影響に光をあてた。そしてイギリスのマンデヴィルもまた思想的源泉を同じくすること、この新思潮が彼らの功利主義的な経済学の共通の母胎となった事情を明らかにした。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2011 2010 2009

すべて 雑誌論文 (4件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] マンデヴィルの逆説、その歴史的意義-英仏の思想的展開との関連で-(上)2011

    • 著者名/発表者名
      米田昇平
    • 雑誌名

      下関市立大学論集 54(3)

      ページ: 61-76

  • [雑誌論文] 経済学の起源とアウグスティヌス主義-ニコルからボワギルベールへ-(下)2010

    • 著者名/発表者名
      米田昇平
    • 雑誌名

      下関市立大学論集 54(2)

      ページ: 37-48

  • [雑誌論文] 経済学の起源とアウグスティヌス主義-ニコルからボワギルベールへ-(上)2010

    • 著者名/発表者名
      米田昇平
    • 雑誌名

      下関市立大学論集 54(1)

      ページ: 49-62

  • [雑誌論文] 経済学の起源とアウグスティヌス主義-17世紀後半のフランス思想を中心に2010

    • 著者名/発表者名
      米田昇平
    • 雑誌名

      経済学史研究 51(2)

      ページ: 68-82

  • [学会発表] ボワギルベールの自由主義経済学とその思想的源泉-ジャンセニスムとの関連をめぐって-2009

    • 著者名/発表者名
      米田昇平
    • 学会等名
      経済学史学会第73回全国大会
    • 発表場所
      慶應義塾大学
    • 年月日
      2009-05-31
  • [図書] 啓蒙と社会-文明観の変容2011

    • 著者名/発表者名
      米田昇平、他
    • 総ページ数
      103-131
    • 出版者
      京都大学学術出版会

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公開日: 2012-01-26   更新日: 2016-04-21  

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