研究課題
基盤研究(C)
福祉国家/福祉社会が持続可能かという問いに対して、ベヴァリッジを中核とするLSEの福祉思想は、ケンブリッジ型とオックスフォード型の改良混合hybridとして把握でき、同時に新自由主義New Liberalismの完成態であるという仮説を検証した。ケンブリッジ型とは、資本主義の枠内で具体的な政策に結びつく実践的な態度であり、オックスフォード型とは人格の陶冶や共同体の再生といった理想主義的・共和主義的な接近方法である。
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経済学論集
巻: 51巻4号 ページ: 71-92
The Dissemination of Economics Ideas, Cheltenham, UK
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No wealth but Life : Welfare Economics and the Welfare State in Britain
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経済学史研究
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社会思想史研究
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http://www.econ.ryukoku.ac.jp/~komine/hope/research.html