研究課題/領域番号 |
20530184
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
西郷 浩 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (00205626)
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研究分担者 |
廣松 毅 情報セキュリティ大学院大学, 教授 (80012491)
勝浦 正樹 名城大学, 経済学部, 教授 (70224467)
菅 幹雄 東京国際大学, 経済学部, 教授 (50287033)
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キーワード | センサス / 行政記録の活用 / 二次利用 / 個体情報の秘匿 |
研究概要 |
平成21年度は、全部で6回の経済統計研究会を開催した。 具体的な報告者・演題は以下のとおりである。第1回(6月)新井勝美(経済産業省統計調査部鉱工業動態統計室)「生産動態統計調査の概要について」、第2回(7月)新井園枝(経済産業省統計調査部)「工業統計調査の概要について」、第3回(9月)志村勝也(経済産業省統計調査部)「我が国鉱工業指数及び第3次産業活動指数を巡る最近の動き」、第4回(10月)児玉直美(経済産業省)「エネルギー消費統計調査の設計及び今後の課題について」、第5回(11月)小堀厚司(内閣府)「機械受注統計の概要について」および小巻泰之(日大)「日本のマクロ景気指標のリヴィジョン・スタディ」、第6回(1月)吉野克文(日銀)「資金循環統計について:統計の概要、最近の動き、課題」および宇都宮浄人(日銀)「戦後復興期の金融仲介構造に関する一考察:1949~1952年度末の資金循環統計の推計」。 これらの報告からえた知見をもとに、西郷は、補助情報を活用した推計に適した分散の評価方法として4つのブートストラップ法を取り上げ、比較する研究を進めた。その成果は、Journal of Official Statisticsに公表予定である。また、西郷は、補助情報を活用した無回答処理手法について研究を進め、新しい補完方法を考察した。その成果は、統計関連学会連合大会において報告した。
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