研究課題
基盤研究(C)
本研究は、日本とインドネシアを対象に、地域間経済格差の変動要因を産業・地域構造面と生産要素の地域配分から検証した。検証の結果、インドネシアでは、各産業の労働生産性の地域間格差が一人当たりGDPに基づく地域間経済格差の形成の主要因であり、戦後日本の地域間経済格差の要因分析においても同様の傾向があることを明らかにした。生産要素の地域配分については、インドネシアでは、資本収益率の高いジャワ外島の資源産出地域よりも資本収益率の低いジャワ島中心部に資本配分が傾斜する非効率な地域配分状況を確認できた。
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Studies in Regional Science 41(4)
Letters in Spatial and Resource Science 4
Review of Urban and Regional Development Studies 20(2)