研究課題
基盤研究(C)
モデル分析の結果から分かったことは、通貨同盟のサイズが拡大すると、非同盟国に対する通貨同盟の相対価格は低下し、それに伴い交易条件は通貨同盟に対して悪化する。厚生水準は、通貨同盟および非同盟国の両者において上昇するが、通貨同盟の厚生上の利益は非同盟国の利益の増加よりも大きい。現実の歴史的データを用いた統計的分析によると、人口と面積によりサイズを代理させて測定し、厚生はGDPで代理させて測定すると、人口に関しては統計的にサイズ効果が観察されることが観察された。
すべて 2008
すべて 学会発表 (2件)