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2010 年度 研究成果報告書

投資主体別行動特性を考慮した市場の効率性の検証

研究課題

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研究課題/領域番号 20530274
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 財政学・金融論
研究機関広島大学

研究代表者

鈴木 喜久  広島大学, 大学院・社会科学研究科, 准教授 (50311808)

研究期間 (年度) 2008 – 2010
キーワード投資主体別取引高 / 流動性制約 / 配当政策 / 株式市場
研究概要

一般的な資本市場に関する理論モデルの仮定に反し、現実には投資主体によって投資行動は異なる。これは市場の効率性すなわち証券の公正な価格形成について疑問を呈するものであるため、この検証を行った。その結果、短期的には外国人投資家による一方向の売買によって市場価格が本源的価値から乖離することが観察されるものの、そうした変動性は市場におけるノイズと有意に異ならず、価格調整が行われる結果と考えられるボラティリティが持続する時間を考慮すれば、市場が効率的であることを棄却できないことが明らかになった。

  • 研究成果

    (7件)

すべて 2012 2010 2009 2008

すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (5件)

  • [雑誌論文] 市場価格の変動性と市場の効率性との関係2012

    • 著者名/発表者名
      鈴木喜久
    • 雑誌名

      広島大学経済論叢

      巻: 第36巻(掲載決定)

  • [雑誌論文] 流動性制約が市場の効率性に与える影響2012

    • 著者名/発表者名
      鈴木喜久
    • 雑誌名

      広島大学経済論叢

      巻: 第36巻(掲載決定)

  • [学会発表] 『市場価格の変動性と市場の効率性との関係2010

    • 著者名/発表者名
      鈴木喜久
    • 学会等名
      広島ファイナンス研究会
    • 発表場所
      広島大学
    • 年月日
      2010-12-11
  • [学会発表] 資本移動がもたらす情報と価格変動2010

    • 著者名/発表者名
      鈴木喜久
    • 学会等名
      広島ファイナンス研究会
    • 発表場所
      広島大学
    • 年月日
      2010-09-25
  • [学会発表] 流動性制約が市場の効率性に与える影響2009

    • 著者名/発表者名
      鈴木喜久
    • 学会等名
      広島ファイナンス研究会
    • 発表場所
      広島大学
    • 年月日
      2009-12-12
  • [学会発表] 流動性制約と投資主体別行動2009

    • 著者名/発表者名
      鈴木喜久
    • 学会等名
      広島ファイナンス研究会
    • 発表場所
      広島大学
    • 年月日
      2009-11-07
  • [学会発表] 企業属性の変化と配当政策2008

    • 著者名/発表者名
      鈴木喜久
    • 学会等名
      日本金融学会2008年秋季大会
    • 発表場所
      広島大学
    • 年月日
      2008-10-13

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公開日: 2013-07-31  

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