研究課題
基盤研究(C)
本研究は、戦前期に日本は諸外国の失業保険制度を熱心に学んだにも関わらず、最終的にはその採用を拒否したことを実証的に明らかにした。戦後直後期には、日本の失業保険制度は極めて民主的で平等主義的であったが、政府は季節労働者の掛け金と給付の不均衡に迫られて給付を制限せざるをえなかった。給付制限問題は各国共通であるが、日本のケースは、地方と都市の地域的対立によって生じた点で独特のものであった。
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第七回東アジア経済史シンポジウム東アジアにおける経済発展パターンの比較(現代日本経済史研究会)
ページ: 59-96
歴史評論(歴史科学協議会) 721号
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人民の歴史学(東京歴史科学研究会) 177号
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高度成長期の経済と社会(国立歴史民俗博物館編)