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2011 年度 実績報告書

戦略的決定の失敗と修正に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 20530323
研究機関北九州市立大学

研究代表者

北 真収  公立大学法人北九州市立大学, 大学院・マネジメント研究科, 教授 (40382410)

キーワード経営学
研究概要

本研究は失敗にスポットを当てて、戦略的意思決定の誤りをリカバリーするプロセス、そのメカニズムを発見し、一般化と形式知化を試みることを趣旨としている。
リカバリーとは、一旦、投資判断に誤りがあっても、すぐにそれに気づき、速やかにその失敗を軌道修正し、成果をもたらすことを指している。
今年度、失敗を修正しリカバリーできた企業や組織の詳細な事例研究を進めてきた。が、仮説を数値データによって裏付けるには、十分な観測数が確保できていない。理由は、取材の困難性という点から、経営層レベルからのデータの収集は思うように進まなかったためである。
一方で、詳細なレベルとまでは言えない関連データをもとにして、回帰分析など統計的解析を進めることができた。
こうした一定程度のデータとその分析の過程を通じて、意思決定者(経営層)、現場スタッフ、市場(外部環境)の3者間の相互作用の水準が高いことが、リカバリーの水準に重要な影響を及ぼす可能性があることが示唆できた。
今後は、結果について、逐次、論文へまとめていく予定である。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2012 2011

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 粘着情報の解釈とその構造2011

    • 著者名/発表者名
      北真収
    • 雑誌名

      日本経営学会誌

      巻: 第27号 ページ: 3-14

    • 査読あり
  • [学会発表] 見えざる情報と学習風土2011

    • 著者名/発表者名
      北真収
    • 学会等名
      日本経営学会・全国大会
    • 発表場所
      甲南大学
    • 年月日
      2011-09-10
  • [学会発表] シリコンバレーベンチャーに見るコンセプト創造の本質2011

    • 著者名/発表者名
      北真収
    • 学会等名
      日本商業学会・関西部会
    • 発表場所
      大阪市立大学
    • 年月日
      2011-05-21
  • [図書] リーディングス組織経営2012

    • 著者名/発表者名
      北真収(分担執筆)
    • 総ページ数
      93-114(218)
    • 出版者
      岡山大学出版会

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公開日: 2013-06-26  

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