戦略的決定の失敗と修正に関する研究

2011 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 20530323
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 経営学
• 研究機関: 北九州市立大学
• 研究代表者: 北 真収 北九州市立大学, 大学院・マネジメント研究科, 教授 (40382410)
• 研究期間 (年度): 2008 – 2011
• キーワード: 経営学

研究概要

本研究は失敗にスポットを当てて、戦略的意思決定の誤りをリカバリーするプロセス、そのメカニズムを発見し、一般化と形式知化を試みることを趣旨としている。
一定程度のデータとその分析を通じて、意思決定者(経営層)、現場スタッフ、市場(外部環境)の3者間の相互作用の水準が高いことが、リカバリーの水準に重要な影響を及ぼす可能性があることが示唆できた。

研究成果

• [雑誌論文] 粘着情報の解釈とその構造 (2011)
  • 著者名/発表者名: 北真収
  • 雑誌名: 日本経営学会誌 巻: 第27号 ページ: 3-14
  • 査読あり
• [雑誌論文] 情報粘着性のモデレート効果-学習風土へ及ぼす影響- (2011)
  • 著者名/発表者名: 北真収
  • 雑誌名: 北九州市立大学マネジメント論集 巻: 第4号 ページ: 3-18
• [雑誌論文] シリコンバレー・ベンチャーにみるコンセプト創造 (2010)
  • 著者名/発表者名: 北真収
  • 雑誌名: 北九州市立大学マネジメント論集 巻: 第3号 ページ: 1-20
• [雑誌論文] 高粘着な情報を吸収し、応用するための組織風土 (2009)
  • 著者名/発表者名: 北真収
  • 雑誌名: 北九州市立大学マネジメント論集 巻: 第2号 ページ: 21-37
• [学会発表] 見えざる情報と学習風土 (2011)
  • 著者名/発表者名: 北真収
  • 学会等名: 日本経営学会・全国大会
  • 発表場所: 甲南大学
  • 年月日: 2011-09-10
• [学会発表] シリコンバレーベンチャーに見るコンセプト創造の本質 (2011)
  • 著者名/発表者名: 北真収
  • 学会等名: 日本商業学会・関西支部
  • 発表場所: 大阪市立大学
  • 年月日: 2011-05-21
• [学会発表] 情報粘着性のモデレート効果 (2011)
  • 著者名/発表者名: 北真収
  • 学会等名: 日本経営学会・九州部会
  • 発表場所: 熊本学園大学
  • 年月日: 2011-03-19
• [図書] 新製品と知識カテゴリー:米国テスラ・モーターズ社電気自動車のケースリーディングス組織経営 (2012)
  • 著者名/発表者名: 北真収
  • 総ページ数: 93-114
  • 出版者: 岡山大学出版会
• [図書] An Empirical Analysis of the Institutional System's Effects on the Development of China's Personal Computer Industry?From Inertia to Innovation. (2009)
  • 著者名/発表者名: Shanyu Lei, Masanobu Kita, Chihiro Watanabe, Yuji Tou
  • 総ページ数: 13-64
  • 出版者: Springer
• [図書] An Empirical Analysis of the Coevolution of China's Institutional Systerm and Rapidly Growing PC Sector. (2009)
  • 著者名/発表者名: Chihiro Watanabe, Masanobu Kita, Akihisa Yamada, Shanyu Lei
  • 総ページ数: 41-64
  • 出版者: Springer