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2008 年度 実績報告書

スポーツを媒介としたCSR実践の可能性

研究課題

研究課題/領域番号 20530367
研究機関大同工業大学

研究代表者

川戸 和英  大同工業大学, 情報学部, 教授 (40410617)

研究分担者 伊吹 勇亮  長岡大学, 経済経営学部, 講師 (60410255)
横山 勝彦  同志社大学, 法学部, 教授 (70191517)
キーワード企業の社会的責任(CSR) / スポーツ広報 / ソーシャル・キャピタル / メディアスポーツ報道 / スポーツ上部団体 / 企業スポーツ / 大学スポーツ
研究概要

1)本年度は、定性調査に重点を置き、スポーツのソーシャル・キャピタルを中心とした各種のリサーチを行った。研究会参加が、10回、同シンポジウム参加が3回を数えた。2)プロ球団の経営実態リサーチとして、プロ野球・日本ハムファイターズ藤井社長から同球団の経営実態や経営・運営方針などのレクチャーを受けた。特徴的だったのは、同球団が北海道という地域でいかに地域の中に浸透して行くかを球団運営の基本に据えて、監督以下スタッフ、全選手に北海道各地に関係創りのために積極的に交流を深めていることであった。3)テレビのスポーツ報道の現状について、NHK解説委員室副委員長の山本浩氏より、NHK及び民間報道テレビ(東京キー局)のテレビ報道の現状の報告を受け、問題点を明らかにすることができた。特にNHK,民間放送双方を巻き込んだ「視聴率競争」に勝利することを最大限の課題としていることが裏付けられた。4)オリンピックと国づくり・地域づくりのシンポジウムでは、東京オリンピック招致委員会メンバー、オリンピックメダリストの朝原宣治・奥野史子選手などの参加で、オリンピックの価値、社会・経済効果、国際交流などの点で大きな意義があること、また東京が招致し開催しようとしているオリンピックコンセプトの紹介があった。5)森元総理、京都府山田知事、ラグビー元日本代表大八木淳史選手が参加したスポーツによるソーシャル・キャピタル形成の可能性シンポジウムでは、スポーツ立国、国際交流、スポーツを中心とした行政などが議論された。スポーツを通じて深まった交流、若者のやりがい発見、行政上の交流などの実例が紹介された。6)ただ昨年度は、学会発表や研究発表に至らなかったので、本年度収集したデータを下にメンバー各位による研究成果の発表などを予定している。また文献調査を強力に進めることにしている。

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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