• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2008 年度 実績報告書

フランス語圏国際共同体と多言語・多文化社会の形成についての研究

研究課題

研究課題/領域番号 20530456
研究機関横浜国立大学

研究代表者

長谷川 秀樹  国立大学法人横浜国立大学, 教育人間科学部, 准教授 (20322026)

キーワードフランス / 地域語 / ニューカレドニア / レユニオン / カナダ / ケベック / マダガスカル / コルシカ
研究概要

現地調査を下記の地域にて実施した。
フランス(本国・2008年8月および9月)主として、コルシカ島のコルシカ大学を中心に資料収集ならびに関係者へのインタビューを実施した。
フランス領ニューカレドニア(6月)主として、ヌーメア市のニューカレドニア大学およびシャンプラン協会を訪問、滞在し、ニューカレドニアの自治、民族、言語事情に関する資料の収集、聞き取り等を行った。またこれに併せて2006年に同じくフランス領の南太平洋自治領であるポリネシアで実施した調査と比較検討し、その成果の一部は2009年3月の社会言語科学会で発表及び論文掲載にて行った。
フランス領レユニオン、マダガスカル、モーリシャス(8月)フランス領レユニオンを基点にフランス語とマダガスカル語、クレオール語、その他民族語の使用状況ならびに言語政策の実態、およびフランス語圏国際共同体に対する関係及びインド洋地域における関係について調査を実施。現在その成果を分析中で2009年度には発表を行う予定。
マリ(9月)現地におけるフランス語と国語の使用状況と政策について調査を実施。
収集したカナダ・ケベック州の新聞Le Devoirの1968〜70年までのフランス語圏共同体成立にかけての記事を購読、分析を行い、共同体成立におけるケベック州とカナダ連邦政府の対立と妥協関係について考察した。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2009 2008 その他

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] フランス領ポリネシアとニューカレドニアにおける多言語状況と言語政策の比較研究2009

    • 著者名/発表者名
      長谷川秀樹
    • 雑誌名

      社会言語科学会 大会発表論文集 23

      ページ: 36-39

    • 査読あり
  • [雑誌論文] コルシカの現代音楽「ポリフォニー」の成立、発展、分化について2009

    • 著者名/発表者名
      長谷川秀樹
    • 雑誌名

      CIAS Discussion Paper 7

      ページ: 73-81

  • [雑誌論文] フランス語圏島嶼比較-自治・民族・言語の観点から2008

    • 著者名/発表者名
      長谷川秀樹
    • 雑誌名

      年報島嶼学 10

      ページ: 180-187

  • [学会発表] フランス領ポリネシアとニューカレドニアにおける多言語状況と言語政策の比較研究2009

    • 著者名/発表者名
      長谷川秀樹
    • 学会等名
      社会言語科学会
    • 年月日
      2009-03-29
  • [備考]

    • URL

      http://wwwl.odn.ne.jp/cah02840/FRANCOPHONIE

URL: 

公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi