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2009 年度 実績報告書

ジェノサイドと集団暴力に対する比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 20530471
研究機関広島市立大学

研究代表者

C・P Scherrer  広島市立大学, 付置研究所, 教授 (10347619)

キーワードGenocide / 国連の役割 / 少数民族・先住民 / 防止策 / 放射能戦 / Respond to Genocide
研究概要

この研究の主要目標は、ジェノサイドや集団暴力全般における体系的な比較研究を行い、ジェノサイド予防について新たな理論と方策を模索することにある。
21年度も引き続き、カンボジアと中央アフリカにおけるジェノサイドの事例について、情報収集や聴き取り調査などを行った。
カンボジアにおいては、1) 地元のNGOや国際NGOから情報収集、2) トゥール・スレン・ジェノサイド博物館との共同プロジェクト準備、3) カンボジア特別法廷において、トゥール・スレン収容所の元所長カン・ケ・イウ被告の公判を傍聴、4) 次年度に予定しているプノンペンでの会議に向けて準備・調整を行った。
中央アフリカにおいては、ルワンダで、1) ガチャチャ法廷の政府関係者や元外相との会談、2) 2010年6月に最終報告がカガメ大統領へ提出される予定のガチャチャ法廷の調査。ブルンジで、1) 大学の研究者(ブルンジ大学Mukuri教授、及びBamboneyeho教授)、国連関係者、アフリカ連合関係者やNGO関係者と会談及び聴き取り調査、2) 人権擁護家Isabelle Kemph氏との会談で、ジェノサイドの防止、撲滅や戦争犯罪、人道に対する犯罪などに関する協定の策定について意見交換。また、エチオピアにおいては、アフリカ連合の上級アナリストShewit Hailu氏と会合を持ち、アフリカにおける長期的安定と平和の問題、ソマリアやコンゴなどの情勢などについて意見交換を実施した。

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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