連携研究者 |
松田 苑子 淑徳大学, 総合福祉学部, 教授 (30100986)
田渕 六郎 上智大学, 総合人間科学部, 准教授 (20285076)
平尾 桂子 上智大学, 地球環境学研究科, 教授 (70158335)
永井 暁子 日本女子大学, 人間社会学部, 准教授 (10401267)
西野 理子 東洋大学, 社会学部, 教授 (50257185)
施 利平 明治大学, 情報コミュニケーション学部, 准教授 (20369440)
金 貞任 東京福祉大学, 社会福祉学部, 教授 (00364696)
加藤 彰彦 明治大学, 政治経済学部, 准教授 (70287936)
西村 純子 明星大学, 人文学部, 准教授 (90350280)
青柳 涼子 淑徳大学, 総合福祉学部, 講師 (70383362)
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研究概要 |
日本、中国、韓国の研究者がそれぞれ自国での家族の総合調査のミクロデータを提供し合い、共同利用する体制を作って比較分析を積み重ねるという新たな試みとなる国際共同研究に取り組み、最終的にChanging Families in Northeast Asia : China, Korea, and Japan. Sophia University Pressという、共同研究者12名の論文を含む出版物の形で成果をまとめた。 多彩な分析結果を大きくくくると、(1)人口の少子高齢化と経済社会のグロ-バル化および個人化という同一方向での変化のインパクトのもとで、3カ国の家族が、遅速の差はあれ、共通方向での変化を遂げつつあること、(2)しかし同時に、各国の社会文化的伝統の影響の強弱によって、3カ国の家族の世代間関係と夫婦関係のあり方や変化の仕方に違いが生じていることも併せて明らかにされた。
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