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2009 年度 実績報告書

ポピュラー・カルチャーにおける「戦争」とジェンダーに関する文化社会学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 20530485
研究機関早稲田大学

研究代表者

高井 昌吏  早稲田大学, スポーツ科学学術院, 講師 (20425101)

研究分担者 坂田 謙司  立命館大学, 産業社会学部, 教授 (70388081)
福間 良明  立命館大学, 産業社会学部, 准教授 (70380144)
谷本 奈穂  関西大学, 総合情報学部, 准教授 (90351494)
村瀬 敬子  佛教大学, 社会学部, 専任講師 (20312134)
石田 あゆう  桃山学院大学, 社会学部, 専任講師 (70411296)
キーワードジェンダー / 社会学
研究概要

戦争映画にせよ、戦争を扱ったマンガにせよ、あるいは戦跡ツーリズムにせよ、観衆・読者はそこでの戦争の語りをナショナリティの側面から消費しているだけではなく、多くの場合、そこに描かれるジェンダー表象をも消費している。本研究ではポピュラーカルチャーに表象される戦争・ジェンダーの交錯を明らかにするため、平成21年度において以下のような資料収集・分析を行った。
・映画……「男たちの大和」「二十四の瞳」(DVDもしくはビデオ)などの作品、あるいはそれに関する映画雑誌(『キネマ旬報』『映画芸術』『シナリオ』など)や新聞の批評記事を収集し、福間良明・村瀬敬子が中心となってテクスト分析をおこなった。研究成果の一部は『メディア文化を社会学する』(平成21年12月)として発表している。
・ツーリズム・記念館……高井昌吏が中心となって、戦跡観光に言及した言説(観光パンフレット、来館者の感想ノートなど)を収集した。具体的には、沖縄(「ひめゆり平和祈念館」、「平和記念館」)、広島(「平和記念資料館」「原爆ドーム」「大和ミュージアム」)、小豆島観光などの資料である。研究成果は『「戦争の語り」とポピュラー・カルチャー』(高井昌吏編人文書院平成23年9月脱稿予定)に収録を予定している。
・マンガ作品……谷本奈穂が中心となり、研究テーマに関する主要マンガ作品について、単行本(里中満智子『積乱雲』など)を入手した。雑誌のみに掲載された作品については、国立国会図書館や京都国際マンガミュージアムにて閲覧し、資料を収集した。
平成21年度の研究成果の一部は、すでに『メディア文化を社会学する』(高井昌吏・谷本奈穂編世界思想社平成21年11月)で発表している。22年度は『「戦争の語り」とポピュラー・カルチャー』(高井昌吏編人文書院平成23年3月脱稿予定)の発刊を目指し、さらなる資料収集、分析を続ける。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2010 2009

すべて 雑誌論文 (2件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 「若い女性」雑誌にみる戦時と戦後2010

    • 著者名/発表者名
      石田あゆう
    • 雑誌名

      マス・コミュニケーション研究 76

      ページ: 69-83

  • [雑誌論文] 「継承」という「断絶」2009

    • 著者名/発表者名
      福間良明
    • 雑誌名

      新潮 160巻7号(2009年7月)

      ページ: 7-106

  • [図書] メディア文化を社会学する2009

    • 著者名/発表者名
      高井昌吏, 谷本奈穂編
    • 総ページ数
      304
    • 出版者
      世界思想社

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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