研究課題
基盤研究(C)
日本の食品企業の逸脱を事例にして、組織体逸脱がいかにして生じるのかに関する仮説の構成と検証を試みた。知見は以下の命題に集約される。(1)誘因となる逸脱機会や問題状況に直面したときに、企業逸脱は生じやすい。(2)関係者がコントロールは自分たちには及ばないと状況判断することで、逸脱に踏み切る。(3)企業逸脱を持続するには企業は逸脱を隠ぺいし、それを可能にする組織編成を必要とする。(4)発覚後の企業の運命は社会的反作用のみならず、組織の財力やリーダーによって左右される。
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すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 2件) 備考 (5件)
ヒューマンセーフティ研究 3号
ページ: 41-59
立命館産業社会論集 第46巻第3号
ページ: 39-61
ヒューマンセーフティ研究 2号
ページ: 49-71
立命館産業社会論集 第44巻第4号
ページ: 1-19
ヒューマンセーフティ研究 1号
ページ: 39-73