研究課題
基盤研究(C)
本研究は、占領期沖縄・奄美における音声と活字のローカルメディアについて調査した。。その結果、音声メディアはきわめて地域に密着した情報と娯楽のメディアであった。活字メディアは新聞が中心であり、占領政策や復帰を巡る議論を行うジャーナリスティックな存在であった。これらの結果から、占領期のローカルメディアは、メディアの特性によって役割が異なり、音声メディアは生活圏と重なる地域に対する文化創造的存在であり、活字メディアはローカル、占領政策、復帰議論を総合的に扱うジャーナリズムとして存在していた。
すべて 2011 2010
すべて 学会発表 (1件) 図書 (1件)