研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、コミュニケーション・ネットワークの力動性の変化から、クライアントの社会復帰の促進を試みるネットワーク生成モデルを構築することであった。まず、不適応状態でのコミュニケーション・ネットワークを評定する、社会構成主義的な視点からの基礎理論が構成された。次に、評定論が整備され、それに基づく社会構成主義的家族療法の変容技法群が体系化された。さらに、Balesの相互作用過程分析に基づく介入過程の測定法の定式化が図られた。そしてこのモデルの有効性が、実践事例の分析を通して明らかにされた。
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The Journal of AIDS Research
巻: 第12巻2号 ページ: 119-123