研究概要 |
認知症者が、残された心身の力を発揮し、安全に、自立した生活を送るためのケアの道具として、文字などの視覚的素材を適切に使用できるようになることを目的としている。 (1)認知症ケアに文字刺激(文字で書かれた単語や短い文による補助具:メモリースライドショウやメモリーブックを含む)を活用するための、簡便かつ実用的な「読み」能力の評価法を開発する。 (2)この評価法を用いて,認知症の重症度の違いによる「読み」能力の違いや健常高齢者との違いを明らかにする。 (3)この評価法を用いて,ケアに用いる刺激を作成し,その有用性を明らかにする。
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