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2011 年度 研究成果報告書

病院組織におけるソーシャルワーカーの専門的業務の形成過程に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 20530539
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 社会福祉学
研究機関武蔵野大学

研究代表者

岩本 操  武蔵野大学, 人間関係学部, 准教授 (30326962)

研究分担者 川口 貞親  産業医科大学, 産業保健学部, 教授 (00295776)
研究期間 (年度) 2008 – 2011
キーワードソーシャルワーカー / 専門性 / 役割形成 / 精神科病院 / 業務 / 修正版グラウンデッドセオリーアプローチ(M-GTA)
研究概要

本研究の目的は、精神科病院のソーシャルワーカーが組織から要請される「違和感のある仕事」をソーシャルワークの目的に沿った業務へと転換していくプロセス(ソーシャルワーカーの「役割形成」)を明らかにすることである。修正版グラウンデッドセオリーアプローチによる分析の結果、ソーシャルワーカーの「役割形成」とは、利用者と組織「双方の利益を結びつける」営みであり、それを促進する実践基盤は「アイデンティティの止揚によるミッションの具体化」であることが示された。

  • 研究成果

    (8件)

すべて 2012 2010 2009 2008

すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件)

  • [雑誌論文] ソーシャルワーカーの『役割形成』に関する文献的考察-病院組織におけるソーシャルワーカーの自己規定に着目して-2010

    • 著者名/発表者名
      岩本操
    • 雑誌名

      大正大学大学院研究論集

      巻: 第35号 ページ: 128-134

  • [雑誌論文] 精神科病院におけるソーシャルワーカーの『役割形成』の試み-グループインタビュー調査からの分析・考察-2010

    • 著者名/発表者名
      岩本操
    • 雑誌名

      鴨台社会福祉学論集

      巻: 第19号 ページ: 83-90

  • [雑誌論文] 精神科病床機能分化におけるソーシャルワークの課題-急性期病棟担当ソーシャルワーカーへのインタビュー調査による考察-2009

    • 著者名/発表者名
      岩本操
    • 雑誌名

      精神保健福祉(日本精神保健福祉士協会)

      巻: 78号 ページ: 148-154

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 精神科病院におけるソーシャルワーク業務の形成過程に関する研究-管理職ソーシャルワーカーへのインタビュー調査からの考察-2009

    • 著者名/発表者名
      岩本操
    • 雑誌名

      武蔵野大学人間関係学部紀要

      巻: 第6号 ページ: 143-155

  • [雑誌論文] 精神科病院におけるソーシャルワーカーの『役割形成』に関する考察2008

    • 著者名/発表者名
      岩本操
    • 雑誌名

      武蔵野大学人間関係学部紀要

      巻: 第5号 ページ: 1-12

  • [学会発表] 精神科病院における精神保健福祉士の組織活動の実践プロセス-精神保健福祉士の『役割形成』に関するM-GTA分析結果より-2012

    • 著者名/発表者名
      岩本操
    • 学会等名
      第11回日本精神保健福祉士学会
    • 発表場所
      熊本県立劇場
    • 年月日
      2012-06-23
  • [学会発表] 精神科病院におけるソーシャルワーカーの業務の形成過程に関する研究-2-アンケートによる実態調査の結果と考察-2010

    • 著者名/発表者名
      岩本操
    • 学会等名
      第9回日本精神保健福祉学会
    • 発表場所
      沖縄コンベンションセンター
    • 年月日
      2010-06-05
  • [学会発表] 精神科病院におけるソーシャルワーカーの業務の形成過程に関する研究-グループインタビュー調査における分析・考察-2009

    • 著者名/発表者名
      岩本操
    • 学会等名
      第8回日本精神保健福祉学会
    • 発表場所
      静岡県コンベンションアーツセンター(グランシップ)
    • 年月日
      2009-06-13

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公開日: 2013-07-31  

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