研究課題
基盤研究(C)
DV被害を受けた母子へのケアを検討するため、CAREプログラムを母子生活支援施設入所者に試みた。トラウマ症状を抱える参加者に対して、プログラムの提供の仕方を工夫することにより、プログラムを修了することができるようになった。プログラムの効果を検証した結果、CAREは母親の子どもに対する否定的な認知を減少させ、子どもとの関係を良いものにしていた。これらのことからCAREはDV被害母子への有効なケアの一つになる可能性が見られた。