研究課題/領域番号 |
20530569
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会心理学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
桑原 知子 京都大学, 教育学研究科, 教授 (20205272)
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研究分担者 |
吉川 左紀子 京都大学, こころの未来研究センター, 教授 (00293936)
渡部 幹 早稲田大学, 日米研究機構, 研究員准教授 (40241286)
小森 政嗣 大阪電気通信大学, 情報工学部, 教授 (60352019)
大山 泰宏 京都大学, 教育学研究科, 准教授 (40158407)
神村 栄一 新潟大学, 人文社会・教育科学系, 教授 (80233948)
長岡 千賀 京都大学, こころの未来研究センター, 助教 (00609779)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2012
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キーワード | 臨床対話 / マクロ的構造 / ダイナミクス / 非言語的行動 / 定量的分析 |
研究概要 |
本研究の目的は,熟練したカウンセラーが行う臨床対話の構造を、日常対話と比較しつつ、実証的に明らかにすることである。まず,臨床対話における沈黙の長さや身体動作の同調性の分析をおこなった。さらに、その結果をもとに、当事者の内観報告を対応づけて、心理臨床場面における対話の構造を分析した。結果として, 話し手-聞き手間の共感的相互作用に関わるマクロ的時系列構造の一端が示された。また,カウンセラーの認知的枠組みに関する認知心理学的検討によって,カウンセラーによるミクロレベルの情報処理と共感性の特徴が明らかになった。
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