研究課題
基盤研究(C)
他者の集団への受け入れについての判断から「寛容(tolerance)」の発達を検討した。道徳的原理をあてはめ、他者の変容を求める小学生、徐々に他者の特徴を考慮して判断するようになる中学生、集団の種類も人物の特徴も明確に区別して判断し、他者をありのままに受け入れるようになる大学生、という変化が見られた。これらの寛容性判断は、集団や友人に対する志向性と関連した。また、異質な他者との日常的な交流が、寛容な態度を育成することが示唆された。
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横浜市立大学論叢 62
ページ: 85-96
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