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2010 年度 実績報告書

高校生における進路選択に伴う時間的展望の変化プロセスの研究

研究課題

研究課題/領域番号 20530607
研究機関中央大学

研究代表者

都筑 学  中央大学, 文学部, 教授 (90149477)

キーワード時間的展望 / 進路選択 / 環境移行 / 高校生 / 縦断調査
研究概要

本年度は、4年間にわたる縦断調査研究の3年目の年であった。本年度の研究目的は、第1に、高校3年生を対象とした第3回目の高校生調査を実施すること、第2に、昨年度、一昨年度の調査において卒業後の調査協力を申し出てくれた対象者への郵送調査を実施することであった。本年度も、昨年度に調査を実施した9校の高校で調査を実施することができた。10月に入ってから、9校に質問紙を郵送し、高校3年生を対象に、各クラスで調査を実施するよう依頼した。11~12月にかけて、1校を除いた他の高校から回答済みの調査用紙が返送されてきたので、随時データ入力の作業をおこなった。最終的には、男子653人、女子762人、合計1,415人の質問紙データが集まった。また、高校卒業後の縦断調査(郵送法によるフォローアップ調査)に協力を申し出た生徒は、男子296人、女子394人、合計690人だった。卒業後のフォローアップ郵送調査に関しては、第1コホート(卒業後1年目と2年目の調査)266人、第2コホート(卒業後1年目の調査)301人のデータを回収することができた。以上のように、本年度は縦断調査研究の調査データを順調に集めることができ、これから先の調査データと合わせて、分析に耐えうるような十分なデータを準備することができたといえる。これまでの分析結果は、日本青年心理学会第18回大会(2010)において発表し、今後の縦断調査研究の基礎的な資料とした。来年度も引き続き、6th Self Biennial International Conference(2011)などにおいて、継続的に研究発表をおこなっていく予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2010

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 高校生の進路希望が時間的展望に与える影響2010

    • 著者名/発表者名
      都筑学
    • 学会等名
      日本青年心理学会第18回大会
    • 発表場所
      至学館大学
    • 年月日
      2010-11-27

URL: 

公開日: 2012-07-19  

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