研究課題
基盤研究(C)
バセドウ病、橋本病、甲状腺腫という3種の甲状腺疾患患者のパーソナリティを、神経症群とも対照させつつ、質問紙、バウム・テスト、半構造化面接によって比較した。従来から心身症と考えられているバセドウ病患者はむしろ神経症に近く、橋本病、甲状腺腫の方が、感情の乏しさや、自分を守る境界の弱さなど、心身症特有のパーソナリティがあることがわかった。また治療によってホルモン値が正常化した群では、心理指標も改善していた。
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診療内科 12巻
ページ: 430-435
http://kokoro.kyoto-u.ac.jp/jp/project/2010/04/post_41.html