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2011 年度 実績報告書

地域における継続的発達支援と大学臨床心理学資源の活用-システム構築への提言-

研究課題

研究課題/領域番号 20530645
研究機関金城学院大学

研究代表者

川瀬 正裕  金城学院大学, 人間科学部, 教授 (80224781)

研究分担者 仁里 文美  金城学院大学, 人間科学部, 准教授 (80350966)
今村 友木子  金城学院大学, 人間科学部, 准教授 (80342111)
加藤 大樹  金城学院大学, 人間科学部, 講師 (00509573)
鈴木 美樹江  金城学院大学, 人間科学部, 助教 (20536081)
キーワード地域援助 / 特別支援教育 / 実態調査研究 / 児童・生徒への支援 / 事例研究 / 大学臨床心理学資源
研究概要

<特別支援教育の実態調査>
2007年度との比較検討を行い、結果を日本心理臨床学会へ発表した。この調査は、調査対象を学校の管理職、コーディネーター、担任の立場の異なる教員にしていることと、幼稚園、小学校、中学校、高校、大学にそれぞれ行っている点が他の自治体などが行っている調査と異なっている。そのことによって子どもが進学していく経過を軸にして実態が把握できている。また、同じ調査を継続的に行うことも意義が深いといえる。
<児童・生徒へのメンタルヘルス評価・支援システムの研究>
高等学校で実施した調査研究から中学校とは異なった様相がみられた。しかし、より複雑ではあるが、スクリーニングの成果も得られ、実施する意義について確認できた。
<児童・生徒への直接的支援の臨床研究>
特別支援教育が開始されてから5年が経過しているが、当初の「ニーズの存在の理解を促す」といった課題から、現場の教師においても意識は明らかに変化してきており、より困難なケースへの取り組みがなされるようになってきている。そういったケースへの実践研究がなされてきた。また、経過してきたからこその課題も確認された。
<統合保育への支援の実践的研究>
アンケート調査についてより精細に検討を加えた。家庭などの環境の要因が変化しており、より複雑な困難ケースが課題となっていることが明らかとなった。
<子育て視点の実践研究>
母親の不安が大きいケースがみられ、サポートシステムの必要性が認められた。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2011

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 特別支援教育に関する実態調査-2007年度との比較検討-2011

    • 著者名/発表者名
      永原知佳・川瀬正裕・今村友木子・仁里文美・井手裕子
    • 学会等名
      日本心理臨床学会第30回大会
    • 発表場所
      福岡国際センター
    • 年月日
      2011-09-04
  • [学会発表] スクールカウンセラーによる心理教育実践と効果2011

    • 著者名/発表者名
      鈴木美樹江・川瀬正裕
    • 学会等名
      日本教育心理学会第53回総会
    • 発表場所
      北海道立道民活動センター
    • 年月日
      2011-07-25

URL: 

公開日: 2013-06-26  

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