研究課題/領域番号 |
20530653
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研究機関 | 鹿児島純心女子大学 |
研究代表者 |
久留 一郎 鹿児島純心女子大学, 大学院・人間科学研究科, 教授 (40024004)
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研究分担者 |
餅原 尚子 鹿児島純心女子大学, 国際人間学部, 教授 (70352474)
関山 徹 鹿児島大学, 教育学部, 准教授 (40363600)
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キーワード | 国際情報交換 / 犯罪被害者支援センター / PTSD / CIS / 臨床心理学 / ストレス / イギリス:チェコ / 危機介入 |
研究概要 |
犯罪被害者支援の先進国(英国の大学:UCLやトラウマティック・ストレス・クリニック等やチェコのカレル大学や犯罪被害者シエンセンター(BKB)における犯罪被害者への臨床心理学的アプローチやその予後、予防等について情報交換(基調講演、学術発表、学術交流)をし、わが国独自のアプローチのありようを検討した。これらを実行するため、海外の情報収集をし、国内外の研究機関や学術機関との交流について歴史ある「(株)国際治療教育研究所」を通して、英国、チェコスロバキア等の大学やクリニック、犯罪被害者センター等に依頼した。 チェコ・カレル大学の基調講演では、研究代表者が「Trend on Support for Victims in Japan(PTSD)」をテーマに講演し、研究分担者の関山徹氏が「Counseling in School in Japan」を発表した。チェコでは、犯罪被害者支援センター(BKB)のボランティアが現職の専門家であること、カレル大学での発表では、チェコの犯罪被害者の状況や尋問によるトラウマ等の情報を得ることができた。 英国でのUniversity College London : UCL/トラウマティック・ストレス・クリニックでは、研究代表者による発表に加え、研究分担者の餅原尚子氏が、「Characteristics of Victim Support Activities in Japan」等について発表した。英国側からは、DVや難民を含む犯罪被害者支援組織やクリニックでの臨床例等を通した支援のありようについての情報を得ることができた。
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