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2010 年度 研究成果報告書

逆さめがね実験で捉える感覚様相間の空間関係の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 20530669
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 実験心理学
研究機関法政大学

研究代表者

吉村 浩一  法政大学, 文学部, 教授 (70135490)

連携研究者 関口 洋美  大分県立芸術文化短期大学, 情報コミュニケーション学科, 准教授 (70435379)
研究期間 (年度) 2008 – 2010
キーワード感覚・知覚 / 知覚順応 / 科学教育 / 左右反転 / 変換視研究
研究概要

左右逆さめがねを2週間着用した女性が、正常視のときの生活と同じようなスタイルを獲得するという、きわめて知覚順応の進んだ状態を示した。これにより、逆さめがねの世界に順応することがどのような変化を引き起こすかを捉えることができた。この研究成果を踏まえ、子どもたちに人間の知覚の不思議さを体験してもらい、逆さめがねを通してものを見たり行動したりする際に起こることを予想し実際に体験することにより、その予想がどのように間違っているかを論理的に考えてもらうための科学イベントを構築した。

  • 研究成果

    (9件)

すべて 2010 2009 2008 その他

すべて 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 逆さめがね着用実験の心理学基礎実験への導入2010

    • 著者名/発表者名
      吉村浩一、小高佐友里
    • 雑誌名

      法政大学文学部紀要 61号

      ページ: 125-136

  • [雑誌論文] 視覚障がいを理解するための模擬体験としての逆さめがね着用2010

    • 著者名/発表者名
      吉村浩一、関口洋美
    • 雑誌名

      法政大学文学部紀要 61号

      ページ: 121-131

  • [雑誌論文] 心理学を応用した思考を促すイベントの取り組み2010

    • 著者名/発表者名
      関口洋美、吉村浩一
    • 雑誌名

      展示学 48号

      ページ: 82-85

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 小学生左右反転めがねを体験する2009

    • 著者名/発表者名
      吉村浩一、関口洋美
    • 雑誌名

      法政大学文学部紀要 58号

      ページ: 65-73

  • [雑誌論文] 逆さめがね実験の古典解説:19世紀のStrattonの2つの論文2009

    • 著者名/発表者名
      吉村浩一
    • 雑誌名

      法政大学文学部紀要 57号

      ページ: 69-82

  • [雑誌論文] [解説]逆さめがねの世界への完全順応2008

    • 著者名/発表者名
      吉村浩一
    • 雑誌名

      Vision 20号

      ページ: 1-7

  • [雑誌論文] 直交3軸のうち1軸反転が生み出す形・動き知覚の歪み

    • 著者名/発表者名
      吉村浩一
    • 雑誌名

      アニメーション研究 10A

      ページ: 27-36

    • 査読あり
  • [学会発表] 左右反転視の世界への完全順応2008

    • 著者名/発表者名
      吉村浩一
    • 学会等名
      日本心理学会第72回大会
    • 発表場所
      北海道大学
    • 年月日
      2008-09-20
  • [備考] ホームページ等

    • URL

      http://www.i.hosei.ac.jp/~yosimura/main.html

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公開日: 2012-01-26   更新日: 2016-04-21  

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