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2010 年度 実績報告書

R.シュタイナーとM.モンテッソーリの教育思想にみるホリズム的パラダイムの研究

研究課題

研究課題/領域番号 20530694
研究機関広島大学

研究代表者

衛藤 吉則  広島大学, 大学院・文学研究科, 准教授 (60270013)

キーワードシュタイナー / モンテッソーリ / 神智学 / ホリズム
研究概要

本年度は、R.シュタイナーとM.モンテッソーリの学校実践について、アンケート調査を進めるため、南オーストラリア大学のトム・スティリック博士とアデレード大学の米山尚子博士と共同研究を進めた。
具体的には、実践面では、アンケート用紙を完成させ、マウント・バーカーにあるシュタイナー派の学校であるマウント・バーカー・ヴァルドルフスクールの7年生から12年生と教師にアンケート調査を実施した。さらに、4年生から7年生と10年生と11年生に「日本文化と書道(Japanese Culture and Calligraphy)」という題で授業をした。
理論面では、シュタイナーとモンテッソーリの思想に共通する神智学に注目した英語論文A Theosophical Paradigm in Montessori Educational Thought : A Point of Contact with Steiner Educational Thoughtを完成させ、西日本応用倫理学研究会/広島大学応用倫理学プロジェクト研究センター研究報告書『ぷらくしすPRAXIS』(2010年度第12号、107-122頁)に掲載した。
世界的に注目されるシュタイナー教育とモンテッソーリ教育について、それらに共通する理論的・実践的エッセンスを導き出すことは、混迷する今日の教育現実に、有効な指針を示すことができるものと思われる。
現在、低学年向けのアンケートの簡易版を作成しており、来年度はこれを用いたアンケートをおこない、総合的なデータ解析を行う予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2011

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] A Theosophical Paradigm in Montessori Educational Thought : A Point of Contact with Steiner Educational Thought2011

    • 著者名/発表者名
      衛藤吉則
    • 雑誌名

      ぷらくしすPRAXIS

      巻: 12号 ページ: 107-122

URL: 

公開日: 2012-07-19  

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