• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2010 年度 実績報告書

北米日系二世の日本留学に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 20530707
研究機関同志社大学

研究代表者

吉田 亮  同志社大学, 社会学部, 教授 (00220690)

研究分担者 物部 ひろみ  同志社大学, 言語文化教育研究センター, 准教授 (10434680)
小島 勝  龍谷大学, 文学部, 教授 (40140123)
野入 直美  琉球大学, 法文学部, 准教授 (90264465)
キーワードトランスナショナリズム / アメリカ日系二世 / 越境教育 / アメリカ化 / 日本留学
研究概要

アメリカ日系二世の日本留学が,日系社会や日本社会に及ぼした影響について各自が検討
吉田は,南カリフォルニア・ターミナル島日本人移民が二世に行った和歌山県への日本留学は,現地の公立学校を中心に進められていたアメリカ化教育に「二文化兼備」を付加する内容変更へと導いたことを明らかにした。物部は二世の日本留学エージェントとしての熊本海外協会に着目し,北米社会における熊本県人ネットワーク再構築に及ぼした積極的意義を提示した。小島は,北米の浄土真宗本願寺派が実施した二世開教使養成のための龍谷大学への留学を事例に,仏教会の世代交代と現地化を推進する上での意味合いを説明した。野入は沖縄にルーツをもつ二世の沖縄留学体験が持つ意味合いについて,一言語化や故郷喪失など消極的側面と同時にそれが社会上昇の文化資本にもなったという多面性を指摘した。従来の研究が,日系二世の日本留学過程を追うだけに留まっていたのに対し,本研究はさらに進め,日本留学の意味合いを説明した。即ち,日系二世のアメリカ化に二文化性という要素を加え(吉田),北米の移民県人組織の再構築を進め(物部),仏教会のアメリカ化を世代交代の加速化によって推進し(小島),帰米二世のネットワーク形成や社会上昇に寄与し(野入)たことが明らかになった。これらを踏まえて研究叢書『アメリカ日系二世教育とトランスナショナリズム』(学術出版)の2012年2月刊行に向けて研究成果をとりまとめ中である。

URL: 

公開日: 2012-07-19  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi