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2008 年度 実績報告書

教育振興基本計画における幼児・児童期の食育の学社融合カリキュラム開発に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 20530722
研究機関東京農工大学

研究代表者

南里 悦史  東京農工大学, 大学院・共生科学技術研究院, 教授 (20218077)

研究分担者 野見山 敏雄  東京農工大学, 大学院・共生科学技術研究院, 教授 (20242240)
朝岡 幸彦  東京農工大学, 大学院・共生科学技術研究院, 准教授 (60201886)
キーワード食農教育 / 食育カリキュラム / 教育振興計画 / 生活体験 / 自然体験実践評価
研究概要

本年度の研究活動とその成果は(1)大学の近接小学校を対象にした自然農業体験学習カリキュラムを作成し、学習活動を実施する為のアンケート(体験学習参加の有無)を行ない、ア)自然体験イ)動物ふれあい体験ウ)農業生産体験の三つのプログラムを作成、実施した。そのために近接小学校の実態を調査し、学社融合カリキュラムとしての実施可能性を捉えた。(2)小学校を訪問しての生産体験、動物ふれあい体験、特別支援学校を大学に受け入れて環境資源を活用した活動を行った。(3)大学と府中市との共催による『子ども自然体験塾』を行ない、小学生59名を受け入れ、先の3つのプログラムを行なった。(4)九州福岡における地域の子どもの教育活動を作り出している環境生活体験学習(志摩町)の実態を聞き取り、視察し、もう1つには子育て支援(乳幼児保育)活動における自然、農業体験(福津市)の調査を行ってきた。
本年度は大学と地域と学校の連携によるプログラムを先取り的な内容と評価できる内容と活動、調査を行ってきたが、学校教育と地域の教育環境が子どもの周囲から少なくなっている中で学校教育における体験学習カリキュラムとそれを支援する地域の組織、NPOなどの活動を先駆的に取り入れた教育振興を発展させる計画づくりが必要で、学社融合のプログラム開発を2年目の研究にむけてさらに深めていきたい。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2009 2008

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 子どもの生活体験学習の新たな課題一経験から体験学習、そしてサービス化の中で-2009

    • 著者名/発表者名
      南里 悦史
    • 雑誌名

      日本生活体験学習学会誌「生活体験学習研究」 第9巻

      ページ: 61-62

  • [雑誌論文] I 活動の目的 VII終わりにあたって2009

    • 著者名/発表者名
      南里 悦史
    • 雑誌名

      報告書『多摩島しよ子ども体験塾』大学セミナー「子ども環境サミット」

      ページ: 3-39

  • [雑誌論文] 生活構造の変容と発達のリノベーション2008

    • 著者名/発表者名
      南里 悦史
    • 雑誌名

      日本生活体験学習学会誌「生活体験学習研究」 第8巻

      ページ: 1-8

    • 査読あり
  • [学会発表] 公害教育と地域づくり・まちづくり学習2009

    • 著者名/発表者名
      朝岡幸彦
    • 学会等名
      日本環境教育学会20周年記念研究会
    • 発表場所
      立教大学
    • 年月日
      2009-03-22
  • [図書] 自然保護教育論2008

    • 著者名/発表者名
      朝岡幸彦ほか
    • 総ページ数
      175
    • 出版者
      筑波書房

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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