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2009 年度 実績報告書

読解力に関する教科内容策定のための説明的文章教材コーパス作成及び活用方法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 20530794
研究機関弘前大学

研究代表者

長崎 秀昭  弘前大学, 教育学部, 准教授 (80374809)

研究分担者 大熊 徹  東京学芸大学, 教育学部, 教授 (40152087)
岩永 正史  山梨大学, 教育人間科学部, 教授 (00223412)
成田 雅樹  秋田大学, 教育文化学部, 准教授 (50361217)
キーワード説明的文章 / コーパス / 文章分析 / 教科書 / 小学校国語科
研究概要

平成21年度研究の成果については、次の通りである。
1.過去の小学校国語教科書(昭和40年版)における説明的文章教材のテキストデータ作成
本研究の経過で、すべての教科書説明的文章教材をテキストデータベース化することは困難と考え、昨年度作成した平成17年現行版教科書のデータベースと比較するサンプルデータとして、過去の教科書に絞ってデータベース化を行うことにした。そのサンプルデータとして選定したのは、昭和40年使用の国語教科書である。この時期から教科書の広域採択が始まり、現在の説明的文章の教材類型の原型が作られ始めた時期だからである。
具体的には、現在の説明的文章教材の特質を明らかにするために、6社から出版されている小学校国語教科書における説明的文章教材をテキストデータに変換した。テキストデータに変換したことにより、語句の検索や字数などの形態面の情報を容易に得ることが可能になる。このデータベースが、全体のコーパスの作成方法や活用方法を探求する基本となる。
2.説明的文章コーパスサンプルデータによる論文発表
以下に示す雑誌論文3点の関係論文を掲載するに至った。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2010 2009

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] 小学校説明文教材系統案作成の試み(2)~小学校国語科教科書6年分の説明文教材の分析を通して~2010

    • 著者名/発表者名
      岩永正史
    • 雑誌名

      山梨大学教育人間科学部紀要 11巻

      ページ: 91-98

  • [雑誌論文] 説明的文章の文末の効果に関する研究2010

    • 著者名/発表者名
      長崎秀昭
    • 雑誌名

      弘前大学教育学部研究紀要 第103号

      ページ: 7-16

  • [雑誌論文] 入門期説明文教材はいかにあるべきか2009

    • 著者名/発表者名
      岩永正史
    • 雑誌名

      読書科学 52巻4号

      ページ: 188-192

    • 査読あり

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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