本研究は、中等社会系教科教育の新たな改革の方向を探るため、ドイツの中等教育段階における社会系教科目の学力像について追究するものである。各州のレアプラン、各教科目の関連学会等によって作成・提案された教育スタンダード、各州でのアビトゥーア試験のために各州文部大臣会議(KMK)によって提示されたEPA(Einheitliche Prufungsanforderungen in derAbiturprufung) などの分析を行い、 同国の前期中等教育段階・後期中等教育段階における社会系教科目の学力像の特質や意義また課題を究明している。
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