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2008 年度 実績報告書

テクノロジーを利用した数学的探究における意思決定の様相と授業設計のための指針

研究課題

研究課題/領域番号 20530815
研究機関愛知教育大学

研究代表者

飯島 康之  愛知教育大学, 教育学部, 教授 (30202815)

キーワード科学教育 / 数学教育 / テクノロジー利用 / 数学的探究 / 授業設計 / 作図ツール
研究概要

作図ツールを使った研究授業の中から8本を選択し,数学的探究の意思決定の場面を中心に会話記録の作成・分析を行った。たとえば,図形のどこに注目するのか,次に何をしたいのかなどの多様性がみられる部分が数学的探究の分岐点になっていると同時に,教師がそこに焦点を当てようとするか否か,また,生徒の発言もそのような分岐点における一つの重要な選択肢として扱おうとするかどうかが授業のポイントになっていることがわかった。
2008年度は,愛知教育大学附属名古屋中学校において,2008/7/9,10にDSを用いた数学的探究に関する授業(後藤教諭)と2009/2/4,5に行った作図ツールを用いた数学的探究に関する授業(伊藤教諭)の二つの実践を行った。これらは,授業設計をする前の段階において,学部生・院生あるいは中学校の教師の方々を対象に,主として模擬授業の形で数学的探究の様子を分析・検討をしながら,授業を設計した。特にテクノロジーを利用する場合とそうでない場合は数学的探究の中の何が変わりうるかについて検討した。そして,研究授業には研究協力者も参加して,授業の分析・考察を行った。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2008 その他

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件) 備考 (2件)

  • [雑誌論文] 研究授業からDSの新しい使い方が生まれる様子のケーススタディ2008

    • 著者名/発表者名
      飯島康之
    • 雑誌名

      イプシロン 50

      ページ: 41-52

  • [学会発表] 数学的探究における意思決定について-ケーススタディを中心に-2008

    • 著者名/発表者名
      飯島康之
    • 学会等名
      日本数学教育学会
    • 発表場所
      筑波大学
    • 年月日
      2008-11-01
  • [備考]

    • URL

      http://www.auemath.aichi-edu.ac.jp/teacher/iijima/index.htm

  • [備考]

    • URL

      http://iijima.auemath.aichi-edu.ac.jp/pukiwiki/ac/

URL: 

公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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